※ ナスタチウム(キンレイカ)
コンパニオンプランツになる花とハーブの一覧表を、作成いたしました。
害虫忌避・病気対策の効果が期待できるものですので、ご参考にしていただければ幸いです。
コンパニオンプランツになる花一覧
コンパニオンプランツ | 相性の良い作物 | 期待できる効果 | 栽培ポイント |
サルビア | ・アブラナ科(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなど) | モンシロチョウやコナガの産卵を防いで、アオムシやコナガの幼虫による食害を防ぐ | サルビアを野菜の株間に植え付ける。作物の生育に障らないように配置する |
・セリ科(ニンジン、パクチーなど) | キアゲハの産卵を防いで、幼虫による食害を防ぐ | ||
ヒマワリ | ・アブラナ科(キャベツなど) | ・ヒマワリに益虫(クモ、ゴミムシ、テントウムシ、ヒメハナカメムシなど)が飛来し、野菜に付くコガネムシやアザミウマを食べる。
・風よけ、日陰を作る |
草丈の高い品種がおすすめ。畑の周りを囲むよう植える |
・ウリ科(メロンなど) | |||
・マメ科(エダマメなど) | |||
ナスタチウム (キンレイカ) |
・アブラナ科(カブ、キャベツ、ダイコン、ブロッコリー、カリフラワーなど) | アブラムシ、ハモグリバエ、カメムシを抑える | 作物の近くに種をまくか、苗を植え付ける。旺盛にのびるので植えすぎに気を付ける |
・ナス科(トマト、ナス、ピーマンなど) | |||
・アオイ科(オクラ) | |||
マリーゴールド | 野菜全般 | ・土壌害虫センチュウを駆除する | ・作物の近くに苗を植えると害虫忌避になる
・花が終わった後、残渣(茎や根)を土に漉き込むとセンチュウ駆除になる |
・モンシロチョウやコナガの産卵を防いで、アオムシやコナガの幼虫による食害を防ぐ | |||
・テントウムシなどの益虫を呼び込み、アブラムシや、アザミウマを捕食 |
コンパニオンプランツになるハーブ一覧
コンパニオンプランツ | 相性の良い作物 | 期待できる効果 | 栽培ポイント |
ネギ類 | ・ウリ科(キュウリなど)
・バラ科(イチゴ) |
・土壌害虫センチュウを防ぐ
・連作障害対策。ウリ科作物の萎凋病、立枯病の病原菌や、イチゴの萎黄病の病原菌の繁殖を防ぐ |
作物の根とネギの根を絡めて植え付ける。もしくは作物の近くにネギを植え付ける |
バジル | ・アブラナ科(カブ、コマツナ、キャベツ、ブロッコリー)
・ナス科(トマト、ナス、トウガラシなど) |
・アブラナ科に付くキスジノミハムシ、ナス科に付くアブラムシ、ハダニの防除 | 作物の株間、もしくは 畝の脇に植え付ける |
ラベンダー | ・野菜全般
・果樹(ブルーベリー、ラズベリー、りんごなど) |
・野鳥や害虫を遠ざける効果
・ミツバチを呼び寄せ、作物の受粉を手伝う効果 |
ラベンダーは、他の動植物を寄せ付けない物質を放出しているので、作物との混植は不向き。畑の周囲などに植える |
ローズマリー | ・アブラナ科(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなど) | ・モンシロチョウ(アオムシ)、ヨトウガの忌避効果 | ローズマリーは、他の動植物を寄せ付けない物質を放出しているので、作物との混植は不向き。畑の周囲などに植える |
・セリ科(ニンジン、パクチー) | キアゲハ(幼虫)の忌避効果 | ||
・マメ科(エダマメなど) | カメムシなどを忌避 | ||
・バラ科(イチゴ) | ナメクジの忌避効果 |
まとめ
※ 苺とネギのコンパニオンプランツ栽培
コンパニオンプランツになる花とハーブの一覧表を、作成いたしました。
害虫忌避・病気対策の効果が期待できるものですので、ご参考にしていただければ幸いです。
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[参考文献]