キュウリのコンパニオンプランツ|相性の良い組み合わせ一覧

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キュウリのコンパニオンプランツを、ご紹介いたします。

キュウリを単体で育てるより 他の作物と混植することで、生育が促進したり、病害虫を防ぐ効果があると言われていますので、ご参考にしていただきましたら幸いです。

キュウリのコンパニオンプランツ|相性の良い組み合わせ一覧

農学博士の木嶋利男さんが紹介されている、キュウリと相性の良い野菜をご案内いたします。

コンパニオン
プランツ
特記事項 病気予防 害虫忌避 生育促進 空間利用
野菜 長ネギ・葉ネギ キュウリとネギ類の根を絡ませて植え付けるのがポイント
チャイブ
ナガイモ 同じ資材を共有して栽培できる
チャービル
ニンニク キュウリの後作
エンバク おとりになってキュウリの病害虫を守る

ネギ類をキュウリのコンパニオンプランツする時のポイント

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※ キュウリとネギ

ネギをキュウリのコンパニオンプランツにする場合、キュウリ苗の根とネギの根を絡めて植えつけるのがポイントです。

ネギの根に共生するバークホーデリア・グラジオリーという細菌が抗生物質を出して、土壌中の病原菌を減らす効果があることが分かってきたのだそうです。

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※ 育苗ポットにネギを植え、キュウリの種をまきました

キュウリの種を直まきする場合は、株の周辺にネギを植え付けます。

キュウリと相性が良くない野菜・花・ハーブ類

・インゲン(センチュウが増える場合があります)
・サルビア
・ローズマリー

ご参考:キュウリについて

キュウリの原産地

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※image

キュウリの原産地は、ヒマラヤ山麓(現在のネパールあたり)の照葉樹林帯(常緑の広葉樹林)です。

原種のキュウリは、温暖湿潤の樹林の中で繁殖し、鳥に種を運ばれ、糞と一緒に地面に落ちます。

地面に落ちた種は、周囲に草が生えたのを察知したあとに発芽し、草に巻きヒゲを絡めながら、地面を這うようにツルと根を伸ばしています。

原種キュウリの特徴

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原種のキュウリのツルは、やがて低木に行き当たると這い上がり、覆いかぶさるように茂って花を咲かせます。

そして、トゲトゲのイボイボだらけの実をいくつもぶら下げます。

キュウリは 鳥に見つけてもらいたいやすいように実をぶらさげますが、種が充実するまでは鳥に食べられないように、イボで守っています。

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※image

完熟して子孫を残せる状態になったキュウリは、イボが消えて目立つ黄色に変色します。

日本への伝来

キュウリは、平安時代に栽培されていた記録が残っているほど、歴史が古い野菜です。

昔は、数多くの在来種がありましたが、現在は改良された品種が人気です。

在来種の例

在来種 産地
  相模半白胡瓜さがみはんしろきゅうり 神奈川県
  大和三尺胡瓜やまとさんじゃくきゅうり 奈良県
  加賀太胡瓜かがふときゅうり 石川県

まとめ

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※ キュウリと麦(エンバク)のコンパニオンプランツ栽培

キュウリのコンパニオンプランツを、ご紹介いたしました。

キュウリの株元にできる空間、草丈の高さを利用した栽培ですので、ご参考にしていただきましたら幸いです。

[参考文献]

木嶋利男著「野菜の性格 アイデア栽培」

木嶋利男著「決定版 コンパニオンプランツの野菜づくり (育ちがよくなる! 病害虫に強くなる! 植え合わせワザ88) 」

木嶋利男著「コンパニオンプランツで野菜づくり」

木嶋利男著「農薬・化学肥料に頼らない おいしい野菜づくりの裏ワザ」家の光協会

[画像提供]

wasistYOGA by Unsplash

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