ソラマメ種の採り方|自家採種のポイント・保存方法について

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ソラマメ種の採り方(自家採種)と採種のポイント、保存方法について ご紹介いたします。

今年、ソラマメの出来が良かったので、自家採種をして秋の栽培に備えることにいたしました。

ソラマメの種の採り方と保存方法はお手軽ですので、ご参考にしていただければ幸いです。

ソラマメ種の採り方(自家採種)

種まき用のソラマメを収穫するタイミング

種まき用のソラマメを収穫するタイミングは、ソラマメのさやが黒くなってきた頃です。

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農家さんによっては、鞘に緑色が少し残っている時や、真っ黒になった時など、収穫するタイミングは異なるようですが、基本的にマメが熟した時=鞘の色が黒くなってからがおすすめです。

ソラマメを自家採種する時のポイント・保存方法

鞘付きのままでも、マメを取り出してもOK

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種まき用のソラマメを収穫した後、鞘付きのまま保存をするか、中身のマメを出しておくか 悩まれると思いますが、マメがしっかり乾燥さえすれば、いずれの保存でも良さそうです。

晴天が続く日を狙って収穫します

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種まき用のソラマメを収穫した後は、マメを乾燥させる作業に入ります。

ソラマメは、豆類の中でも粒が大きく水分が多く含まれていますので、季節がら 鞘ないしはマメにカビが発生する場合があります。

また、水分量の多いマメは、虫に食害されるリスクも高くなります。

そのため、晴天が続く日に収穫するほうが、マメをしっかり乾燥させることができます。

鞘・マメをカラカラに乾燥させます

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種まき用のソラマメは、鞘付きのままでも マメを取り出した状態のいずれにおいても、しっかり乾燥させる必要があります。

昔の農家さんは、鞘付き(もしくはマメの状態)のソラマメを、ひと月以上、天日に干していたのだそうです。

この方法は、現代でも行うことができますので、鞘ごと吊るしておいたり、マメをザルなどに入れて、カラカラに乾燥させましょう。

ソラマメの種の保存方法について

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自家採種して乾燥させたソラマメは、カビや虫が発生しないところで保存をします。

先に述べましたように、昔農家さんは、鞘(もしくはマメ)を、風通しの良い納屋に吊るしておいたり、ザルに入れて保存していたようですが、家庭菜園で少量の種を保存する場合は、紙袋の中に入れたソラマメを、蓋付の空き缶に入れて野菜室で保存しておくとお手軽です。

まとめ:ソラマメの自家採種と、保存方法

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・晴天が続く日に、鞘が黒くなったソラマメを収穫します。
・鞘のまま、もしくは中のマメを取り出して、しっかり乾燥させます(天日干しがおすすめ)。
・カラカラに乾燥させたら、風通しのよい所で保存します。
・冷蔵庫・野菜室で保存する場合は、紙袋に入れたマメを蓋付の缶の中に入れます。

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